アウディQ5 FY(2代目)は中古で買い?前期・後期の違いと故障

住宅街に停まったミドルサイズSUVを写した、アウディQ5のFY型を解説する記事のアイキャッチ

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新型Q5が出て、先代のFY型が中古で手の届く値段になってきました。『でも旧型って、壊れやすかったり古くさかったりしない?』と気になりますよね。

結論から言うと、FYは「2021年3月以降の後期型」を軸に探すと失敗しにくい世代です。後期でマイルドハイブリッドと新しいMMIが入り、装備の差がはっきりあるからなんです。

この記事を読めば、前期と後期の見分け方と、中古で買う前に確かめる点が分かります。

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目次

アウディQ5のFY型ってどの世代のこと?

FY型は、アウディQ5の2代目です。日本では2017年10月2日に発売され、2025年7月24日に3代目(GU型)が出るまで売られていました。

『旧型Q5』と言うと、今はほとんどこのFY型のことを指します。初代は8R型で、2009年に日本で発売された、さらに前の世代です。

先に結論
  • FY型=アウディQ5の2代目(日本発売2017年10月2日〜2025年7月)
  • 2021年3月8日に後期型へ改良。ここで前期と後期が分かれる
  • ディーゼルは2019年2月19日から、Sportbackは2021年8月17日から
  • 新型(3代目・GU型)とは別の世代。プラットフォームも違う

FYはMLB evoというプラットフォームを使っています。新型はPPCという新しい土台に変わったので、同じ「Q5」でも中身は別物と考えてください。

歴代の流れをまとめて見たい方は、アウディQ5の歴代モデル一覧で初代から新型まで並べています。

FY型の年表

時期出来事
2017年10月2日2代目FY型が日本発売。2.0 TFSI quattro(252PS)
2018年12月頃グレード名が「45 TFSI」のような出力表記に
2019年2月19日ディーゼル「40 TDI quattro」追加(204PS)
2021年3月8日後期型に改良(2月8日発表)。advanced/S lineの2グレードに
2021年8月17日Q5 Sportback/SQ5 Sportback追加
2024年6月11日特別仕様車「S line dynamic edition」
2024年10月16日最後の価格改定
2025年7月24日3代目(GU型)発売。FYは旧型に

出典は価格.com、webCG、Car Watchなどの掲載情報です。

前期と後期は何が違う?

中古車の検索画面で、同じFYなのに価格がかなり違うことがありますよね。その差の大きな理由が、前期か後期かなんです。

境目は2021年3月8日の改良です。後期型では、次のような変更が入りました。

項目前期(2017年10月〜2021年2月頃)後期(2021年3月〜2025年7月)
マイルドハイブリッドなし12Vマイルドハイブリッドを採用
MMI(画面と操作系)旧世代MIB3・10.1インチのタッチ式
グレードsport、45 TFSI、40 TDIなどadvanced/S line
ディーゼル2019年2月から設定設定あり
Sportbackなし2021年8月から設定

後期の発売時価格(webCG掲載)は、40 TDI quattro advancedが681万円、45 TFSI quattro S lineが788万円、SQ5が915万円でした。

アウディQ5 FY型の前期と後期の違いを並べた図解

一番分かりやすい違いはMMI

乗り込んで目に入るのが、真ん中の画面です。後期は10.1インチのタッチ画面で、スマホに近い感覚で操作できます。

『ナビやCarPlayを毎日使うから、画面は大事』という方は、後期を選ぶ理由になりますね。MMIの使い方そのものは、アウディQ5のMMIの使い方で詳しく見ています。

前期か後期かを確かめる方法
  • 車検証の初度登録年月を見る(2021年3月以降なら後期の可能性が高い)
  • 真ん中の画面がタッチ式の10.1インチかを見る
  • グレード名に「advanced」「S line」が入っているかを見る
  • 販売店に「後期型ですか」と聞いて、型式も教えてもらう

登録年月だけだと、在庫車が遅れて登録されたケースもあります。最後は車そのものと型式で確かめておくと安心です。

旧型Q5のサイズと型式はどう見る?

『旧型のサイズは新型とどれくらい違うの?』という声もよく聞きます。車庫に入るかどうかは、まずここで決まりますよね。

FY後期のQ5 40 TDI quattro advancedと、新型Q5(2026年モデル)を並べるとこうなります。

項目FY後期 Q5 40 TDI advanced新型Q5(3代目)
全長4,680mm4,715mm
全幅1,900mm1,900mm
全高1,665mm1,655mm
ホイールベース2,825mm2,820mm
車両重量1,910kg2,040kg(TDI)
WLTC燃費14.5km/L16.2km/L(TDI)
型式3CA-FYDTPS3CA-GU20(TDI)

FYの数値はカタログ掲載値、新型は価格.comの2026年モデルの値です。

全幅はどちらも1,900mmです!機械式駐車場でよくある「幅1,850mmまで」の制限は、旧型でも超えてしまいます。

FYのSportback 40 TDI quattroは、4,695×1,900×1,660mm、車両重量1,920kgです。Q5よりわずかに長く、5mm低い形になります。

「LDA-FYDETS」のような型式の読み方

型式で検索している方もいますよね。型式の後半に「FY」の2文字が入っていれば、2代目のFY型と読めます。

例えば後期の40 TDIは「3CA-FYDTPS」です。「LDA-FYDETS」のように頭の記号が違う表記もFYを含むので、2代目の仲間と考えてよいでしょう。

ただ、前期の型式はグレードや年式で細かく分かれていて、この記事では一覧にしていません。気になる個体があれば、車検証の型式を販売店で確かめてみてください。

FY型の故障で見ておきたいところは?

輸入車の中古で一番怖いのは、買った後の修理代ですよね。『FYは壊れやすいの?』と不安になる方も多いはずです。

実は、どの部品がどれくらい壊れるかという公式の統計はありません。だからこの記事では「〜%壊れる」とは書かず、買う前に見ておく場所を挙げます。

中古のFYで確かめておきたい点
  • 冷却水の漏れや減りがないか(エンジンルームの甘い匂い、補充の記録)
  • 警告灯が点いていないか、点いた履歴がないか
  • 後期ならマイルドハイブリッドのバッテリーの交換歴
  • ディーゼルならAdBlueの補充をきちんとしてきたか
  • 点検記録簿があり、ディーラー点検を受けてきたか

よく話題に上がるのは、ウォーターポンプなど冷却まわりや、イグニッションコイルです。年式と走行距離が進んだ個体ほど、交換の時期が近いと考えておきましょう。

故障しやすい箇所と修理費の目安は、アウディQ5の故障しやすい箇所でまとめています。リコールは国土交通省のリコール検索で車台番号から調べられます。

保証が残っているかも大事

新車の保証は3年・走行距離無制限で、Audi Freeway Planの無料メンテナンスも3年です。有償のAudi Freeway Plus.に入っていれば、5年・8万kmまで延びます。

2021年以降の後期なら、延長保証が残っている個体もあります。販売店にはこんなふうに聞いてみてください。

「この車、Freeway Plus.には入っていましたか?」
「入っていれば、初度登録から5年・8万kmまでが対象です」

保証の残りは、価格差より効いてくることもあるんです!

FYを中古で買うのはどんな人に向いている?

ここまで読んで、『結局、新型と旧型どっちがいいの?』と思った方もいますよね。まずお金の差から見てみましょう。

FYの最後の価格改定(2024年10月16日)では、Q5 40 TDI quattro advancedが738万円でした。新型のQ5 TDI quattro 150kW advancedは815万円(2026年4月21日の公式発表・税込)です。

FY(旧型)を選ぶ良さ
  • 新車時より大きく下がった価格で買える
  • 後期ならマイルドハイブリッドとタッチ式MMIが付いている
  • 45 TFSIは249PSで、新型TFSIの204PSより力がある
  • 約8年売られたので、年式や装備の選択肢が広い
FY(旧型)を選ぶ時の注意
  • 新車保証が切れている個体が多い
  • 新型の大きな画面や最新の運転支援は付かない
  • 年式が古いほど修理費の出番が増える
  • 2019年9月以前に登録した車は自動車税が年39,500円

自動車税は、2019年10月1日以降に新規登録した2.0Lの車なら年36,000円です。それより前に登録した車は年39,500円で、毎年3,500円の差が続きます。

SQ5のような3.0Lの車だと、2019年9月以前の登録は年51,000円、それ以降は年50,000円になります。

FYが向いている人・向いていない人

こんな人FYとの相性
車両価格を抑えてQ5に乗りたい合う。後期を中心に探す
走行距離が多く、燃料代も気になる合う。40 TDIが候補
最新の画面や運転支援が欲しい新型のほうが満足しやすい
修理費の出費が読めないのが不安保証付きの認定中古車か新型

保証付きで探したいなら、Audi認定中古車という選択もあります。中身はアウディQ5の認定中古車は買いかで見ています。

FY型を選ぶか新型を選ぶかの判断の流れを示した図解

中古のFYを探す時の順番は?

候補が多すぎて、どこから見ればいいか迷いますよね。おすすめの順番はこうです。

中古のFYを絞り込む手順
  1. 予算と、車庫の幅(1,900mmが入るか)を先に確かめる
  2. 前期か後期かを決める(迷ったら後期)
  3. ガソリン(45 TFSI)かディーゼル(40 TDI)かを年間走行距離で決める
  4. ボディをQ5かSportbackで決める(Sportbackは2021年8月以降)
  5. 点検記録簿と保証の残りがある個体に絞る

ディーゼルかガソリンかは、走る距離で考えるのがシンプルです。年に何千kmしか乗らないなら、軽油の安さを活かしきれないこともあります。

狙い目の年式と走行距離の考え方は、アウディQ5の中古車の選び方で詳しく書いています。

条件が決まったら、在庫を絞り込んで価格の幅を見ておきましょう。同じ後期でも、走行距離と装備でかなり違いが出ます。

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新型との違いをもっと詳しく知りたい方は、新型アウディQ5は何が変わった?も合わせて読んでみてください。モデルチェンジの流れはアウディQ5のモデルチェンジの歴史にまとめています。

買い方そのものや値引きの話は、アウディQ5の値引き相場と交渉の順番が入り口になります。

アウディ Q5に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

アウディ Q5への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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よくある質問

アウディQ5のFY型とは何ですか?

アウディQ5の2代目のことです。日本では2017年10月2日に発売され、2025年7月24日に3代目(GU型)が出るまで売られていました。

FY型の前期と後期の違いは何ですか?

2021年3月8日の改良で後期型になりました。後期は12Vマイルドハイブリッドと、10.1インチのタッチ式MMI(MIB3)を採用し、グレードがadvanced/S lineに整理されています。

旧型Q5のサイズはどれくらいですか?

FY後期のQ5 40 TDI advancedは全長4,680mm、全幅1,900mm、全高1,665mm、ホイールベース2,825mmです。新型より全長が35mm短く、10mm高い寸法です。

FY型にディーゼルはありますか?

あります。2019年2月19日に40 TDI quattro(204PS)が追加されました。後期の40 TDI quattro advancedの型式は3CA-FYDTPSです。

FY型の自動車税はいくらですか?

2.0Lの車は、2019年10月1日以降の新規登録なら年36,000円、それより前の登録なら年39,500円です。登録時期は車検証で確かめられます。

まとめ

この記事の要点
  • FY型はアウディQ5の2代目(2017年10月〜2025年7月)
  • 2021年3月8日の改良で後期型。マイルドハイブリッドとタッチ式MMIが入った
  • サイズは全長4,680mm・全幅1,900mm(40 TDI advanced)。新型と幅は同じ
  • 故障の不安は、冷却まわり・記録簿・保証の残りを見て減らす
  • 迷ったら後期を軸に、走行距離でガソリンかディーゼルかを決める
アウディ Q5買いたいドットコム

アウディ Q5買いたいドットコム 編集部

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